米、イランとの貿易・金融取引維持に向けたEU計画を批判

[国連 25日 ロイター] – ポンペオ米国務長官は25日、欧州連合(EU)がイラン産原油を対象とする米国の制裁を回避してイランとの貿易や金融取引を継続するために特別目的事業体(SPV)の設置を計画していることについて、「非生産的」だと批判した。

「イラン核合意に残留する当事国が米制裁回避のために特別な決済システムを設置すると昨晩発表したことに当惑し、非常に失望した。地域や世界の平和と安全保障にとってまれに見る非生産的な措置だ」と表明。「イラン政権に資金源の維持を許すことで、世界一のテロ支援国家としての同国の地位を強固なものにしている」と主張した。

ボルトン米大統領補佐官(国家安全保障問題担当)もこの日、EUが実際にSPVを設置できるかどうかについて懐疑的な見方を示すとともに、国際的な資金決済ネットワークである国際銀行間通信協会(SWIFT)はイランとの取引について再考する必要があると訴えた。

▶ 続きを読む
関連記事
米国がイランへの制裁を強化する中、通貨リアルが過去最安値を更新。テヘランではガソリンスタンドに長蛇の列ができ、物価高や買いだめ、労働者の抗議も広がっている
豪州のあるCEOは、豪州の太陽光パネル・リサイクル産業を将来にわたって存続可能なものにするには、政府が四つの法制度改革を実施する必要があると述べている。四つの法制度改革とは
米国がイランへの二次制裁を拡大し、金融や海運など幅広い分野への圧力を強化した。イラン産原油の主要な買い手である中国では、銀行や金融システム、貿易への影響を中共内部で分析している
中・ネパール国境で大規模な鉄砲水が発生し、両国で死者・行方不明者が相次いだ。ネパールでは、中国側が上流の異変を把握しながら早期警報を出さなかったとの批判が広がっている
米国への不満から中国への接近を図る西側同盟国に対し、経済依存を武器化する中国の危険性を警告する論評。経済と政治を切り離せると過信し、過去の教訓を無視して中国を頼ることは、自らの弱点を晒す愚行だと説く