中国P2P金融投資家の王倩さんの生前の写真(右、関係者が提供)

中国、P2P破綻で自殺者増加 軍にも投資者多数で軍が警戒

中国で多発する「P2P」金融業者の経営破綻の余波は軍にも及んだ。軍人に多数の投資者がいるとみられ、軍当局は安定に影響を与えかねないとして、実態調査に乗り出した。いっぽう、政府の対応に不満だった浙江省出身の女性投資家が7日、自殺した。

10日、ネットに流出した軍の通知に「ネット金融の軍の安定に及ぼす影響に留意すべきだ」と書かれている。投資活動の早期中止や大損した軍人の自殺防止などについて言及した。

中国当局が7月6日に公表した『2018年上半期P2P発展監測報告』によると、今年の上半期において、すでに721社のP2P業者が閉鎖となった。

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