「中国が自主開発した」ブラウザー、米グーグル技術を使用 企業が謝罪

「中国初の自主開発」と謳(うた)ったインターネット閲覧ソフトは実は、米IT大手グーグル社の技術を使用している。米トランプ政権が中国の技術盗用を問題視する中、「恥だ」と国内から批判が高まっている。

問題となったのは北京のIT企業・紅芯時代科技。同社は最近、「アメリカの独占を打破し、中国独自の技術で初めて開発した」インターネット閲覧ソフトRedcore(レッドコア)を公開した。15日、2.5億元(約40億円)の融資を受けたと発表した。

現在の閲覧ソフトはマイクロソフト社のIE、Google社のChrome、アップル社のSafari、Mozilla社のFirefoxなど四社の製品が主流だが、レッドコアは5番目の製品として米企業が独占した市場に楔(くさび)を打ったと持ち上げられた。

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