北朝鮮非核化は今のところ計画通り=河野外相
[東京 3日 ロイター] – 河野太郎外相は3日都内で開かれた講演会で、北朝鮮の核・ミサイルを巡る米国との交渉について、米国が軍事行動を選択する可能性もゼロではないものの、現時点では計画通り平和裏に進んでいくとの見解を示した。会場からの質問の答える形で発言した。
河野外相は、今後期待される北朝鮮の非核化計画(プランA)が順調に進展しない場合、米国の他の選択肢について、日本政府が事前に協議しているかを問われた。
河野氏は、プランAからZなどのさまざまな選択肢のなかで、「プランZというのは多分相当な破壊を伴うものだから、どの国も(実現して欲しく)ないと思っている。しかしトランプ大統領ならプランZを選択する可能性はゼロでないという状況なのだろう」と述べ、米国側に軍事オプションがあることを認めた。その上で「今のところプランAで進んでいる」と述べ、予定通り平和裏に非核化は進展しつつあるとの認識を示した。
関連記事
ヘグセス米国防長官はノルマンディー上陸作戦の記念式典で演説し、欧州の移民危機を「危険な思想による侵略」と強い言葉で警告した。トランプ氏の発言にも同調し、同盟国に対して応分の負担と結束を求めた
3ヶ月に及ぶ紛争の損害賠償として、米国が管理下のイラン資産を湾岸諸国へ振り替える計画が浮上。停戦合意や核物質引き渡しを巡る米イ間の交渉が難航する中、イランによる周辺国への軍事攻撃と緊張が続いている
中国の債務はGDPの300%を超え、限界に達しつつある。だが、この経済減速は軍事的野心の縮小を意味しない。資源保有国であるカナダなどの西側諸国は、中国の台頭の盲信や中国崩壊という極端な見方を排し、戦略的備えが必要だ
米イランの緊張が続くなか、イランのアラグチ外相は「イスラエル軍がレバノンから撤退しない限り戦争は終わらない」と主張。水面下で米イラン間の間接交渉が続くなか、停戦をめぐる駆け引きが激化している
中国共産党(中共)党首習近平が来週、北朝鮮を訪問する。専門家は訪朝の意図を分析し、米朝間の有効な仲介は困難であり、むしろロシアと北朝鮮への影響力をめぐる争いが主眼だと指摘している。ただ中朝両国はもともと同床異夢の関係にある