自由で開かれたインド太平洋戦略

アジア太平洋地域の安定、台湾の現状維持にかかっている=米政府官員

米国務省のアジア太平洋担当次官補代理は6日21日、中国が圧力で台湾の国際的立場を変えようとしていることに、米国は非常に懸念していると述べた。また、台湾はトランプ政権のインド太平洋戦略において、重要な役割を果たすと語った。

米シンクタンクの新アメリカ安全保障センターが主催するイベントで登壇したアレックス・ウォン(黄之瀚)次官補代理は、中国共産党政府は、台湾が国際社会に貢献する機会を奪っていると非難した。たとえば、台湾が被災国や貧困地域にあてる人道支援、社会貢献、また世界保健機構(WHO)会議の参加など。

WHOは年次総会を5月、スイスのジュネーブで開いたが、中国の圧力を受け、台湾への招待を昨年に引き続き見送った。これについて日米豪の政府高官はWHOに対して遺憾の意を示した。

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