米中貿易問題が激化、米側は中国と対話の意向
[ワシントン/北京 4日 ロイター] – 米政府は4日、約500億ドル(約5.3兆円)相当の中国製品への関税措置計画に対し、中国が米国の重要産業分野を標的にした対抗措置を表明したことを受け、過熱する中国との通商問題の解決に向けて交渉する意向を表明した。だが中国の駐米大使は、「タンゴを踊るには2人必要だ」と述べて、互いの協力が必要との認識を示した。
トランプ米政権が、産業やテクノロジーや医療品など1300品目の中国製品に25%の追加関税を課す方針を表明したわずか11時間後、中国側は大豆や航空機、自動車、牛肉、化学製品など、主要な米国製品を対象とした同規模の関税対象品リストを公表して対抗した。
中国側の迅速かつ強硬な対応を受け、世界の2大経済大国間の摩擦が拡大し、世界経済にも悪影響を及ぼす恐れが高まっている。
関連記事
米イランの緊張が続くなか、イランのアラグチ外相は「イスラエル軍がレバノンから撤退しない限り戦争は終わらない」と主張。水面下で米イラン間の間接交渉が続くなか、停戦をめぐる駆け引きが激化している
中国共産党(中共)党首習近平が来週、北朝鮮を訪問する。専門家は訪朝の意図を分析し、米朝間の有効な仲介は困難であり、むしろロシアと北朝鮮への影響力をめぐる争いが主眼だと指摘している。ただ中朝両国はもともと同床異夢の関係にある
なぜ海軍ではなく海警なのか。台湾東方海域での巡航には、低コストで圧力をかける中共の新たな対台戦略が透けて見える
フィリピンのテオドロ国防省は中共の制裁に対し、「中国に資産はなく、行く予定もない」と述べた。さらに、中国の人々は友好的だとしながらも、そうした良さは「威圧的な政府体制」によって損なわれていると批判した
台湾は中共の軍事的脅威に対応するため、反艦ミサイルの配備を急ぐ。2029年初めには保有数は1800発超となる見通しだ