中国当局と西アフリカ諸国経済共同体(ECOWAS)は、中国が同共同体に33億円以上の資金援助に関する覚書に署名した。(PIUS UTOMI EKPEI/AFP/Getty Images)

中国、西アフリカに33億円超の資金援助 「政治的狙い」

アフリカに進出を拡大する中国当局は3月中旬、西アフリカ諸国経済共同体(ECOWAS、加盟国15カ国)との間で、同共同体に対して3160万ドル(約33億4960万円)規模の資金援助を行う覚書を交わした。資金は、ナイジェリア首都アブジャでECOWAS新本部建設に充てられる。

ECOWASはウェブサイトで、3月14日フォール・ニャシンベECOWAS議長と周平剣・中国駐ナイジェリア大使は、アブジャのECOWAS本部で覚書署名式に出席したと発表した。

中国側は、新本部建設の資金を提供するほか、建設完成から3年間の建築物メンテナンス費用も負担するという。

▶ 続きを読む
関連記事
ベネズエラ政権の交代により、中国は廉価なベネズエラ産重質原油を入手できなくなった。中国の独立系製油業者は現在、イランから重質原油を購入している。
複数のアナリストらが中共による粛清への初の公式回答、軍事能力への自信欠如を露呈、習近平による粛清は人民解放軍の最高指導部に空白を生み出し、軍の能力と習近平自身の軍への統制力を著しく弱体化させたと述べている。
中国共産党が神韻芸術団を標的に、著名人の名義を流用した爆破脅迫メールを送信するなど、海外での妨害を強化している。共産主義以前の中国の伝統文化を表現している神韻に対する妨害工作が多発している
中国で起きた「謎の事件」。 深夜、商店街の入口が壁で塞がれ、人が中に閉じ込められた
中共中央軍事委員会副主席の張又俠と中央軍事委員会委員の劉振立が拘束された事案は、中共上層内部の対立激化を浮き彫りにしている