北京の大学でHIV感染者増加 98%が男子学生

中国のエイズ患者の若年化が進んでいる。北京市の教育委員会が発表した最新統計によると、2017年6月末時点で、北京市内の大学に通う学生のHIV(ヒト免疫不全ウイルス)感染者とエイズ(後天性免疫不全症候群)の患者人数は1244人に達した。そのうち、18~22歳の大学生HIV感染者とエイズ患者が772人で、昨年同期と比べて50人増えた。

また、772人の大学生患者は市内59の大学に分布している。そのうち、男子学生が98.48%を占めるという。主要感染経路は男性同士の性的接触で、その割合いは86.7%だという。

中国国内のインターネット上では、ネットユーザーらは北京市教育当局の発表が「保守的だ」と疑問視するコメントが多く、大学生HIV(ヒト免疫不全ウイルス)感染者とエイズ(後天性免疫不全症候群)患者の数は実際はもっと多いと指摘した。

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