アングル:LNG市場、アジアの需要増で一転タイト化
[ヌサドゥア(インドネシア)/シンガポール 15日 ロイター] – 液化天然ガス(LNG)はこの数年供給がだぶついていたが、アジアの需要増加で一転して需給が引き締まり、東アフリカや北米で新規開発が進む可能性が高まっている。
トムソン・ロイター・アイコンのデータによると、世界のLNG輸入量は月間約400億立方メートルと2015年以来40%増加した。昨年は20%増と伸びが加速。中国の増加率が大きかったが、韓国や日本でも伸びた。
アジアのLNG市場は、2000年代初頭に大規模な開発が始まった影響で、2015年から供給過剰が続いていた。しかし中国の昨年のガス化政策やアジア地域全体の力強い成長に厳冬が重なって需要が高まり、LNGのスポット価格は昨年半ばから2倍に上昇した。
関連記事
米沿岸警備隊は、ベネズエラから出港した石油タンカーを拿捕した。トランプ大統領による同国への「完全封鎖」宣言後、2隻目の押収となる
日本の参議院議員・北村晴男氏は次のように述べた。日本や西側諸国では、肝臓や腎臓の移植は一般的だが、待機期間は通 […]
高市首相は中央アジア5か国と初の首脳会合を開催した。「東京宣言」を採択し、3兆円規模のビジネス目標やODA締結を含む「東京イニシアティブ」を立ち上げ、互恵的なパートナーシップの新時代を切り拓く
米軍は12月19日、米兵ら殺害への報復としてシリアのISIS拠点を空爆。トランプ大統領指揮のもと、精密誘導弾などを用いた大規模作戦を展開した。ヘグセス国防長官は「復讐の宣言」とし、断固たる姿勢を強調した
トランプ政権が「拘束と釈放」政策を全面的に廃止した結果、違法越境者の数が継続的に減少している。一方で拘留費用がかさみ、1520万ドル(約24億円)にも及ぶとされる。