中国のマリオット傘下ホテル、法輪功迫害暴露の書籍が陳列
中国河北省にある米ホテルチェーン大手、マリオット・インターナショナル(以下、マリオット)傘下のホテルでこのほど、気功集団・法輪功愛好者をターゲットとする臓器狩りを告発する書籍が陳列されていたことが報じられた。中国当局は先週、マリオットが顧客向けのアンケート調査で、チベット・台湾などを「国」扱いしたとして処分を行ったばかり。ブルームバーグが16日伝えた。
同報道によると14日、河北省張家口市にあるエレメント崇礼ホテルのラウンジの本棚に 『Bloody Harvest: the Killing of Falun Gong for Their Organs(邦訳:戦慄の臓器狩り)」数冊が、他の英語雑誌と一緒に並べられていたという。このスキーリゾートホテルは、北京から車で3時間の距離に位置し、2022年の北京冬季オリンピックのために建てられた。
同ホテルはインテリアの一部として、書籍を購入することがあるという。現時点では、『戦慄の臓器狩り』がラウンジ内に並べられた経緯は不明。
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