EUとの通商協定、「独自の枠組み」目指す=ハモンド英財務相
[北京 16日 ロイター] – ハモンド英財務相は、欧州連合(EU)離脱(ブレグジット)に伴うEUとの将来の通商関係について、カナダ・EUの協定など既存のモデルを模倣するのではなく、独自の枠組みを交渉したいとの考えを示した。
EU首脳らは15日、ブレグジットを巡る交渉で、移行期間や将来の通商関係を協議する「第2段階」に入ることを正式に承認している。
ハモンド英財務相は、訪問先の北京で記者団に対して、カナダ・EUの協定など既存のモデルを参考にして、英国とEUの将来の通商関係を考えるのは意味がない、との見方を示した。同相は「英国とEUとの通商、商業上の結びつきは、EUと他のいかなるパートナーとの間の関係よりも強い。よって、既存のモデルにとらわれることなく、われわれの関係の強さに基づいた独自の枠組みを交渉する方針だ」と強調した。
関連記事
台北市中心部で27歳男が煙幕弾投げ入れ、無差別に刃物襲撃。台北駅から百貨店内へ逃走し、3人死亡、6人負傷。容疑者は包囲され6階から転落死。警察が計画的犯行疑い捜査中
中国で外国籍を取得しながら中国の戸籍を保持する人に対し、入出国時に戸籍抹消や入国拒否を求める動きが広がっている。専門家は、人口管理や社会保障、将来の有事対応など、複数の狙いが背景にあるとみている
香港の著名な民主活動家・黎智英(ジミー・ライ)氏に有罪判決。「香港は死んだ」と中国の民主活動家・王丹氏は語った。量刑次第では「事実上の死刑」になる可能性も。
台湾が「日本ホタテ最大の購入国」を目指す。中国の禁輸で打撃を受ける日本を、消費という形で支えようとする動きだ。かつて助けられたいま、台湾からの静かな恩返しが広がっている。
EUがXに対し、約1億4千万ドルの制裁金を科したことを受け、アメリカ政府が強く反発している。米通商代表部は12 […]