スイス中銀、フラン高対応で低金利継続へ=副総裁

[チューリヒ 1日 ロイター] – スイス国立銀行(中央銀行)のツアブリュック副総裁は、国内不動産市場の過熱傾向にもかかわらず、スイスフラン高に対応するため低金利を続ける意向を示した。

同副総裁は、銀行の住宅ローン制限につながるマクロプルーデンス政策によるカウンターシクリカル資本バッファーが、住宅市場の過熱抑制に向け以前に増して重要になると指摘。これらの施策が「信用市場および不動産市場の勢いを過去3年、抑えてきた。しかし警戒を解除するには時期尚早だ」と述べた。

スイスの住宅価格は2000年以降、低金利も一因となり50%上昇している。

▶ 続きを読む
関連記事
ポーランド憲法裁判所が共産党を違法化。東欧の脱共産化の流れが中国ネットで反響を呼び、中共批判の声が噴出。民衆の覚醒と体制転換の兆しが見える
オーストラリアが12月10日、世界初の16歳未満SNS使用禁止を実施。FacebookやTikTokなどが対象で、違反企業に最大48億円罰金。成人の77%が支持する一方、青少年の70%が反対
台湾のSNSで、大紀元や法輪功への過去の不信を改め「謝罪しよう」と呼びかける動きが広がっている。中国で新たな事実が相次ぎ浮上し、認識を変えた利用者が増えているためだ。
世界フィギュアスケート・グランプリファイナルで、米国のアリサ・リウ選手が女子シングルを制し注目を集めている。名古屋での大会で圧巻の演技を披露した一方、父が天安門事件後に米国へ亡命した元学生運動指導者であることも改めて話題となっている。
中国からカナダへ亡命し、ブリティッシュコロンビア州でカヤック事故により死亡した人物が、死亡時に中国の秘密警察のエージェントに標的にされていたと、元中国スパイの証言から明らかになった