習近平主席の19大演説 中国問題専門家「江沢民氏への強烈なパンチ」

中国共産党第19回全国代表大会初日の18日、習近平国家主席の3時間半に及ぶ演説を行った。江沢民氏や胡錦濤氏など前国家指導者らもそろって姿を見せ、党の団結を演出した。しかし、習主席は演説で、江沢民派をターゲットとする腐敗撲滅運動について、「圧倒的勝利を勝ち取るまで続く」と明言した。中国問題専門家は江沢民氏に強烈なパンチを食らわせたと分析した。

今回の演説の中で習近平国家主席は、毛沢東氏が立ち上げ、トウ小平氏が豊かにした国を、この新しい時代に自分が強くすると、中国で「偉大な指導者」と称される2人と自分を並べて、江氏を切り捨てた。大紀元のコラムニスト、中国問題専門家の周暁輝氏は「今回の習近平氏の演説をきっかけに、江核心説が党内で完全に消えることになる」と予想した。

トウ小平氏が1989年、後継者に指定した江氏の党内での地位を固めるため、毛沢東氏と自分は第一代目、第二代目の核心で、江沢民氏は第三代目核心だとの言い方をしていた。江沢民政権と次の胡錦濤政権の十数年間、江核心説が常に讃えられたが、習近平政権になってから状況が一変した。

▶ 続きを読む
関連記事
中国の手抜き工事は有名だが、ここまでとは。住宅の壁や手すりを指で押すと崩れ、中から白い発泡材が現れる動画が拡散。安全は本当に守られているのか。
中国の空で、また異様な光景が現れた。四つの太陽、赤い空、竜の影。人々はなぜ、そこに「時代の終わり」を重ねてしまうのか。
米軍がベネズエラのマドゥロ大統領を電撃拘束したとの報を受け、中国共産党が「斬首作戦」への極度の恐怖に陥っている。地図から中南海が消え、地下施設が稼働。動揺する北京の現状と米国の抑止力を詳述
米軍によるマドゥロ氏拘束は、中国の外交・経済的影響力の限界を露呈させた。巨額融資や軍備提供による北京の西半球戦略は、トランプ版モンロー主義を掲げる米国の実力行使により、崩壊の危機に瀕している
中国を代表する博物館・南京博物院で、名画流出疑惑に続き、香炉の変色や金製彫像の異変が話題に。本当に文化財は守られているのか、不信が広がっている