大気汚染
スモッグ対策、北京市「最も厳しい」行政命令を通達 市民は不信感
北京市当局はこのほど、秋冬期に一段と深刻になる大気汚染の対策の一環として、11月半ばからの4カ月間、市内の道路や水道工事、家屋の撤去工事を全面停止するよう各市轄区政府に通達した。大紀元の取材に応えた現地市民は、短期間では大気汚染を改善できないと、政府決定に不信感を示した。
北京市住宅及び都市農村建設委員会が15日に発表した同通達では、今年11月15日から来年3月15日まで、16の区での土木工事をすべて停止すると規定した。当局は「秋冬期の大気汚染深刻化を防止するために、史上最も厳しい措置を打ち出した」とした。
北京市民の田さんは大紀元に対して、短期間の行政命令の実施だけでは北京の大気汚染は改善できないのではと述べた。
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