社会問題

中国上海繁華街で市民らが抗議活動、住宅政策に不満

中国最大都市の上海では6月10日夜、約千人の市民が繁華街の南京路で集まり、市当局の不動産政策に対して約2時間以上の抗議活動を行った。当局が数百名の警察を動員し鎮圧した。30人以上の市民が当局に逮捕された。

上海市当局は5月17日に、不動産価格抑制措置の一環として、市内の商業および住宅両用のマンション(日本でいうマンスリーマンションような物件)に対して新たな規制を発表した。新規制では、マンション内のトイレやキッチンなどを撤去し住宅としての機能をなくすほか、以上の改築を行っていない物件に対して今後の売買を禁止し、物件保有者の土地使用権も認めない方針も決めた。

インターネット上で仲介業者と購入契約して間もない市民らは突然の政策改定で、物件に住めなくなったことに不満を噴出した。

▶ 続きを読む
関連記事
日中関係の緊迫化に伴い相次ぐ邦人拘束やレアアース規制。資源依存からの脱却と経済安全保障の強化を迫られる中、ビジネスの建前を排し、自由と尊厳を守る独立国家としての「本心」に目覚め始めた日本を描く論評
中国でまた「お化け」出没。お化けが現れると、街中の店が一斉に閉まる。黒竜江省では2か月で34地域に拡大した異例の集団休業。その「お化け」の正体とは
広西の洪水被災地で、毒ヘビに続き今度は養殖ワニの脱走騒動が発生。当局は「デマ」と否定するも翌日には公安がワニを射殺する映像や写真が拡散。ヘビ流出でも説明は二転三転しており、当局発表への不信感が広がっている
「出演したのにギャラゼロ」。中国で歌手10人以上が未払い報酬を一斉告発。泣き寝入りの実態が明らかになった
中国市場の低迷と地元EV勢の台頭により、VW・BMW・ベンツの販売が3割超減。内燃機関依存や若年層ニーズの変化が影響し、各社は戦略転換と製品削減を迫られている