欧米中の関係

李克強首相が訪欧 貿易で依然に対立、中欧関係は強化できず

中国の李克強首相は5月31日から6月2日まで、ドイツとベルギーを訪問し、それぞれの国で中独首脳会談と第19回中国欧州連合(EU)首脳会談を行った。

李首相が訪欧中、トランプ米大統領が地球温暖化対策の国際枠組み「パリ協定」から離脱すると表明した。昨年イギリスの欧州離脱(ブレグジット)も受けて、一部の専門家や政府関係者からは、今回の李首相の訪欧には「重大な意義」があるとし、中欧協力関係強化に期待感が高まった。

またトランプ大統領が掲げる「米国第一主義」で、EUは対米や対中政策の見直しと転換を迫られている。今後EUは今までの「米国と協力する」から「中国と協力する」に変わり、世界で起きている多くの課題に対して中国が主導権を握り、EUがそれに協調していく形になる可能性があるとみられている。

▶ 続きを読む
関連記事
比中仲裁判断から10年。日本や同志国が「法の支配」を訴える裏で、赤龍・中国共産党は国際法を嘲笑い、軍事化を強行している。法律を「支配の道具」と見なす彼らの本性と、人類壊滅を狙う驚愕の陰謀を暴く
米国の政治論議には、攻撃される側よりも攻撃する側について多くのことを物語る、奇妙な儀式がある。彼らはトランプ氏の知性について語るが、彼らの知性は果たしてどれほどのものなのだろうか
キューバ革命とベネズエラの激変を検証し、過激な政治変革が単なる「赤貧」ではなく、格差の可視化や「道徳の空洞化」から生まれるメカニズムを解明。混迷する現代の西側社会や日本に警鐘を鳴らす
欧州は非常に怒っている。欧州はいつも怒っている。欧州各国は米国全般、とりわけドナルド・トランプ大統領に対する激しい怒りを表明している。しかしその理由は…
日中関係の緊迫化に伴い相次ぐ邦人拘束やレアアース規制。資源依存からの脱却と経済安全保障の強化を迫られる中、ビジネスの建前を排し、自由と尊厳を守る独立国家としての「本心」に目覚め始めた日本を描く論評