ユニセフによると、中東・北アフリカで子どもの貧困層は2,900万人に上るという。イエメンの女の子は、プラスチックの給水タンクを運ぶ(STRINGER/AFP/Getty Images)

中東・北アフリカの子どもの貧困は2,900万人=ユニセフ調査

ユニセフ(国連児童基金)は、最近実施した中東・北アフリカ地域11カ国の分析調査で、この地域の子どもの4人に1人に相当する少なくとも2,900万人が貧困の影響を受けていると報告した。

11カ国とは、アルジェリア、コモロ、エジプト、イラク、ヨルダン、モーリタニア、モロッコ、パレスチナ、スーダン、チュニジアおよびイエメン。これらの国々の人口は、中東・北アフリカ地域全体の4分の3を占める。

これらの子どもたちは、基礎教育、適切な住居、栄養のある食事、質の高い保健ケア、安全な水、衛生、情報へのアクセスといった生活に必要な最も基本的な要素のうち、2つ以上において、必要最低限のレベルさえ満たしてないという。

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