インタビュー
反骨のルポライター・杜斌氏(下)数十万もの同胞が餓死
1999年まで国営メディアのカメラマンとして働いたが、その後人権派活動家の活動に注目し、共産党政権の抱える問題に鋭く切り込む数々の本を海外で出版した杜斌氏。現在は北京に住み、フリーライター、作家、ドキュメンタリー制作者など数々の顔を持つ。
共産党政権からは「政府のあら捜しをする輩」と危険視されている。政府関連部門の圧力によりニューヨークタイムズの契約カメラマンの仕事をやめさせられたあと、不当に拘束されるという体験もしたが、本人は「私は自分のしていることに価値を見出している」と語る。新たに出版した『長春餓殍戦(長春飢餓戦争、邦訳無し)』では、共産党の歴史におけるもう一つのタブーに迫っている。
記者 共産党政権に不都合な報道を行ったために拘束されたと聞きましたが?
関連記事
中共の五中全会を前に、全国政協副主席の胡春華が重要会議を欠席し、失脚説や家族の連絡途絶説が浮上した。中共内部関係者は体調不良が理由だと説明する一方、政治的復権は困難との見方を示した
米軍が2026年の部隊配置を見直し、インド太平洋地域で中共軍への対抗を強化。第1列島線を重視し、日本・フィリピンとの連携や長距離ミサイルの配備を進めている。台湾有事を見据えた米軍の戦略とは
ノーベル経済学賞は、理論の正しさを保証するものではない。景気変動を抑える政策に目を奪われるあまり、その根本原因を見失っていないか。筆者はオーストリア学派の視点から、金融緩和が生むゆがみと経済学の本質を問い直す
欧州で拡大する激しい暴動と、世界で加速する国境の形骸化。一見無関係に見える「街頭での暴力」と「グローバリズム」の裏に潜む計画的な破壊工作とは?ニュースの表面からは見えない社会危機の構造を解き明かす
中間選挙後のトランプ弾劾の可能性をニクソン辞任劇と比較。ベトナム敗退の歴史から台湾侵攻リスクを警告しつつ、レーガン流の強硬路線による抑止シナリオも対比して今後の米中関係と国際秩序の行方を占う