インタビュー

反骨のルポライター・杜斌氏(下)数十万もの同胞が餓死

1999年まで国営メディアのカメラマンとして働いたが、その後人権派活動家の活動に注目し、共産党政権の抱える問題に鋭く切り込む数々の本を海外で出版した杜斌氏。現在は北京に住み、フリーライター、作家、ドキュメンタリー制作者など数々の顔を持つ。

共産党政権からは「政府のあら捜しをする輩」と危険視されている。政府関連部門の圧力によりニューヨークタイムズの契約カメラマンの仕事をやめさせられたあと、不当に拘束されるという体験もしたが、本人は「私は自分のしていることに価値を見出している」と語る。新たに出版した『長春餓殍戦(長春飢餓戦争、邦訳無し)』では、共産党の歴史におけるもう一つのタブーに迫っている。

記者 共産党政権に不都合な報道を行ったために拘束されたと聞きましたが?

▶ 続きを読む
関連記事
中国人民銀行(PBOC)が人民元の対外価値を引き上げる動きを進める中で、中国共産党政府が中国通貨に、より広範な […]
中国国防部が軍重鎮・張又俠らの失脚を発表。習近平との凄惨な権力闘争が白日の下にさらされた。100年に及ぶ党の「闘争哲学」がもたらす自壊の歴史を紐解き、独裁体制の限界と中国が歩むべき真の道筋を鋭く分析
出生率の低下は、中国共産党に対する国民の「静かなる抵抗」と捉えることができる
各方面の情報を総合すると、張又侠拘束後、中国共産党の政局は不可解で、4つの異常事態を呈している。
米国はWHOから脱退し、他の多くの国も参加の見直しを検討している。米国がなぜ脱退し、すべての資金拠出を打ち切る必要があったのかを理解することが重要だ