日本の企業もバッシング対象 中国恒例番組「3.15晩会」 中国TV番組制作の裏側
中国国営テレビ(CCTV)の毎年恒例の番組「3.15晩会」について、「大規模な恐喝キャンペーンだ」と交流サイト(SNS)で中国国内のネットユーザーの話題となっている。そして番組が、近年、真に消費者権益保護のためではなく、もはやCCTVの金儲けの手段に成り下がってしまったと非難が集中している。
「3.15晩会」とは、CCTVが毎年「世界消費者デー」の3月15日に合わせて放送する消費者権利保護を訴える特別番組で、主に外資企業や国内大企業の問題を告発し、バッシングしている番組。今年は、米国スポーツ用品大手ナイキのバスケットボールシューズや「MUJI」を展開する良品計画の食品を取り上げて批判した。
中国ネットユーザー間の情報交換とQ&Aサイト「知乎網」では、「2017年CCTVの3.15晩会についてどう評価するか」とのネットユーザーの質問に対して、「大金をゆすり取るキャンペーンに過ぎない」との答えに1万3471人のユーザーが「賛同する」と押している。そして「番組を見るうちに吐きそうになった」というコメントに対して4201人のユーザーが「賛同する」と押した。
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