中米・グアテマラで火山が大噴火 首都も降灰の恐れあり
グアテマラの活火山・フエゴ山が現地時間25日に噴火し、噴煙は4500メートルまで立ち上った。近隣のアンティグア・グアテマラ市のみならず、首都グアテマラシティも降灰の影響を受ける恐れがある。
グアテマラ国立地震火山気象水利研究所によると、フエゴ山の噴火による溶岩流は1.6キロメートルに及ぶ。4500メートルの噴煙が周辺地域に大量の火山灰をもたらすことは避けられないだろう。去年2月にはフエゴ山の噴火が原因で首都空港を閉鎖した。
グアテマラ防災委員会のレオン氏によると、南風は火山灰を首都南部にまで運ぶ恐れがある。
今回の噴火は今年で二度目となる。1月下旬にも噴火したばかりだ。
フエゴ山はグアテマラの三つの活火山の一つであり、首都グアテマラシティから西南約45キロ地点に位置する。残りの二つの活火山はそれぞれボルカン・サンタ・マリア山とパカヤ山である。
(翻訳・文亮)
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