「国家政権転覆罪」の有罪となり、釈放後も軟禁状態にある中国の人権派弁護士・高智晟氏(大紀元)
不屈の精神

高智晟弁護士「絶対にヒラリー・クリントンに投票しない」(2)

 

米国政府は、アジア太平洋地域における安全保障と対中関係の間で、バランスを維持することの難しさを知っている。各国政府が、このゴロツキ政権との関係を維持していく難しさにも理解できる。

しかし、中国国民の利益を犠牲にして、良心を無視した取引をすることについては絶対に認めることはできない。このような取引への非難が絶えないことは、われわれが人間である証しだと思う。(一部では、私が欧米諸国の政治家を非難したことには、欧米諸国の力で中国を変えようとの狙いがあると言われたが、これは違う) 

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中国の著名な人権派弁護士で、上海当局から監視されている鄭恩寵氏は、入院中の出来事について大紀元に明かした。鄭氏によると、病院で出会った市民は、共産党政権と江沢民に対して否定的だという。また、共産党政権が国内の実情を隠しても、インターネットで知ることができ、「一般市民は無知ではない」と述べた。
鄭氏は、毎日のように若者と交流するなかで、「一般の中国人はかなりの程度目覚めていると思っている」と感じた。「彼らは、時たまに副省長レベルの幹部が逮捕されていても何の興味も湧かない。腐敗汚職のトラは1匹2匹しかいないわけでもなく、当局が1カ月で100~200ものトラを退治しなければ本気で反腐敗に取り組んでいると思えない、と明言している」。
中国の著名人権派弁護士、高智晟氏が新たな著書の出版を娘の耿格さんに委託する形で発表された。共産党が2017年に崩壊するとの大胆な予測を含んでいることもあって、海外から大きな注目を集めている。だが耿さんは、この本の出版が発表されてから高氏とまた連絡が取れなくなっていることを明かした。
中国元国家主席江沢民一族への逆風がいっそう強まっている。長年にわたり、一族が中心となる上海閥の腐敗問題を直訴してきた同市の人権派弁護士鄭恩寵氏(66)はこのほど大紀元本部の取材に対し、市公安上層部から江沢民一族の問題をもっと暴露するよう示唆されたと話し、江氏の失脚が確実なことだと指摘した。
人権派弁護士として中国で著名な高智晟氏。新著『2017年、起来中国(2017年、中国よ目を覚ませ)』には、同氏が収監されていた政治犯専用施設の実態や監房などについての詳細な記述がみられる。考案者の陳紹基はのちに「双規」の対象となり、自身が設計したこの監房に収容されたという。
 法輪功を弁護したことで迫害されている人権弁護士は16日、6月に発表した新著を大紀元中国語ネット版に無料公開した。本は、中国当局による拷問や家族への嫌がらせ、共産党政権の崩壊と次世代の中国社会の予測をつづったもの。
中国共産党により、約十年前から迫害されている中国本土在住の人権弁護士・高智晟氏は、米大統領選前に「絶対にヒラリーに投票しない」との文章を大紀元に寄せていた。同氏の主張で、秘密警察から聞いたところによると、ヒラリー氏は中国人権問題に言及しないようにとの中国側の要求を受け入れて、高額な賄賂を受け取っていたという。下記はその文章の抄訳。