念を変えれば、人生が変わる

古代中国では、徳を積むことが重要だと考えられていました。人間はよいことを行っても、悪いことを行っても、すべて天から見られているというのです。人生で遭遇する出来事に偶然なことは一つもなく、自分の考えや行いによる結果が、常に報いとなって帰ってきます。因果応報の理について、いきいきと描かれた古代中国の物語をご紹介します。

春秋戦国時代、宋国には蒋瑗(ジャン・エン)というとても嫉妬深い官僚がいた。彼には10人の息子がいたが、一人は背骨が曲がり、3人は手足が不自由で、その他にも精神を病んでいたり、耳や口が不自由な者もいた。

友人の子皐(しこう)は、蒋瑗に聞いた。「君は大変な人生を送っているが、なぜこのような罰を受けねばならんのだ?」

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