(神韻芸術団フェイスブックより)
漢字の紐解きシリーズ

程門立雪「雪の中、程門に立つ」

北宋の時代(960~1127年)、科挙の最終試験に合格し、進士となった楊時(ようじ)は、 さらに知識を求めて当時有数の学者、程頤(ていい)に教えを請うことにしました。

 楊時の訪問はタイミングが悪く、程頤はちょうど休んでいました。吹雪の中、楊時は恭しく師の家の門の傍に立って待っていました。程頤が目を覚ますと、玄関先に雪に埋もれた人が立っているではありませんか。悪天候にもかかわらず、楊時は待ちくたびれたり、いらついたりすることはありませんでした。師はその日、新しい徒弟を迎え入れることにしました。

 程門立雪(ていもんりっせつ)とは、師を敬い、心から教えを求める人のことを表現するようになりました。

▶ 続きを読む
関連記事
高血圧は認知症の危険因子ですが、虚弱な高齢者では異なる傾向も。約6千人の研究が示した、血圧と認知症リスクの意外な関係を紹介します
泥から名器へと生まれ変わる宋代磁器の製作過程を通して、人生の試練の意味を紐解く随想文。過酷な窯の烈火をくぐり抜けてこそ本物の輝きと気骨が宿るように、逆境こそが人を美しく磨き上げるのだと静かに語りかけます
目のトレーニングで視力は改善する? 特殊なレンズや点眼薬、目の運動など、視力を守るための新しい選択肢と、その効果を紹介します
一般的なアミノ酸サプリメントが膵臓がん治療の助けになる? 患者16人の初期試験で見えた生存期間と腸内環境の意外な関係を紹介します
宇宙はビッグバンから始まったのか。1600人超の物理学者への調査で見えてきた、宇宙の起源や暗黒物質をめぐる未解決の謎を紹介します