長江流域の大洪水
空撮で見る中国長江流域の洪水被害
中国長江洪水対策総指揮部は7月11日の記者会見で、3月以降に降水量が異常に多い状況が続いたことにより、長江流域各地で大規模な洪水が発生し、約4900万人以上の住民が被災し、222人の死亡・行方不明が出ていると発表した。
6月下旬から連続的な豪雨により、安徽省、湖北省など中国南方の広い地域で深刻な洪水被害を受け多くの都市や町が水没してしまった。報道によると、今年の河川増水期に入ってから中国南部では地域性暴風雨が既に27回発生しており、頻度・降水量とも観測史上最大となった。
以下は、空撮した洪水の被害地域の写真である。
広西省
江西省
安徽省
湖北省
江蘇省
(翻訳編集・単馨)
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中国南方、長江流域などの地域に集中豪雨が続き、多くの地域が歴史的な大洪水に見舞われた。7月4日「新安晩報」の微博サイトに、長江流域の水位の急激な上昇を実感できる一組の写真が投稿された。
中国南方地域では歴史的な大洪水に見舞われている中、安徽省舒城県の養豚場にいる6000頭の豚が救助される見込みがなく水に浸かっているというニュースが伝えられた。従業員は避難する前に大事に育ててきた豚たちに涙の別れをしていた時の写真がネットに投稿され、多くの人々の心を打った。
6月下旬から連続的な豪雨により、中国長江中、下流域の多くの地域で深刻な水害が多発している。長江幹線堤防や江西省の九江長江大堤防など、主要な治水施設においても973箇所もの危険個所が見つかり、深刻な状況が続いている。
中国長江洪水対策総指揮部は7月11日の記者会見で、3月以降に降水量が異常に多い状況が続いたことにより、長江流域各地で大規模な洪水が発生し、約4900万人以上の住民が被災し、222人の死亡・行方不明が出ていると発表した。