最新報告書の記者会見で発言するデービッド・マタス氏(李莎/大纪元)

中国の闇深い臓器問題 人権弁護士氏らが最新報告書

「中国の臓器移植の件数は当局の発表より遥かに多い。臓器は主に強制摘出される受刑者のものだ」という内容の最新報告書が26日米ワシントンで発表された。摘出により死亡した受刑者の大多数は中国で禁止されている伝統気功・法輪功の愛好者で、ウイグル人、チベット人、キリスト教地下教会の信者なども含まれ、(江沢民体制から続いている)ジェノサイドの一環でもあるとされる。

「血まみれの摘出/屠殺(Bloody Harvest/Slaughter)」と題する約800ページの報告書は、臓器移植の実施が許可されている病院の数、収容可能な患者数及び当局の他の公開情報などを精査した結果、中国の臓器移植の実施件数は当局発表の1万件を遥かに超えていると記している。

共同作者の3人はカナダの人権派弁護士デービット・マタス氏、カナダ元外務省高官のデービット・キルガー氏、米中国問題専門家でジャーナリストのイーサン・ガットマン氏。

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