ネット販売最大手のアマゾン (JOHN MACDOUGALL/AFP/Getty Images)

海外商品の税収改正、1142品目が対象に、粉ミルクやおむつ事実上の値上げへ

4月7日夜、中国財政部、税関総署などの11の政府機関は合同で『クロスボーダー(越境)電子商小売輸入商品リスト』を発表した。リストアップされた商品は、3月24日に財政部などが公表した新たなクロスボーダー電子商取引小売輸入に関する税収政策の対象となる。中国の消費者はインターネットを通じて海外商品を購入する際に新たに消費税と付加価値税を納付する必要がある。

財政部は同公式ウェブサイトにおいて、リストアップされた商品は約1142品目で、主に中国国内で一定の消費ニーズがあり、関連部門の監督管理条件を満たすものだと示した。また客観的にみて郵送や宅配などの方法で国内への輸入が可能な生活用品が中心で、一部の食品・飲料品、衣類・帽子・靴、家電製品と一部の化粧品、乳児用おむつ、こども向けおもちゃ、ステンレス製ボトルなどが含まれるとした。

財政部によると、リストされなかった商品は一般的貿易税収政策、あるいは行郵税(小包税)の対象として税金が徴収される。

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