美味しい野菜シリーズ
筍(タケノコ)
九州の南部地方から早堀のタケノコが出回って来ました。真に春を告げる使者とも言える野菜です。皆さんがタケノコと呼んでいるのは、孟宗竹の事で、他にも真竹(はちく)、根曲がり竹(姫竹)等、日本各地に色々と種類が有ります。
タケノコは桜前線と同じ様に、春2月、鹿児島県をスタートして、熊本県、福岡県、高知県、静岡県、京都府、千葉県と気温の上昇と共に北上して参ります。孟宗竹の北限は山形県庄内地方で5月下旬の収穫にてその年のタケノコは終了します。
木の大きさからハウス栽培はできませんので、旬のこの時季のみの味覚となります。タケノコは、穂先が地上に出てしまうと、伸びるのが急激に早くなり、硬くアクも強くなります。穂先の黄色い、地下に潜っていた物、丈の短いズングリしたものが柔らかくアクも少ないのです。
鮮度が命のタケノコです、買い求めたらスグに、下茹でしましょう。茹で上げたタケノコは真水に浸しておけば2~3日は美味しい状態を保つ事が出来ます。タケノコが手に入ったら、先ず茹でることです! 調理は後からです。
春爛漫のこの時季、旬のタケノコ料理で春を堪能して下さい。
(杉本青果店代表 杉本晃章)
関連記事
内なる不満を見つめ、愛を与える方法を通じて、心の癒しと新たな可能性を見出すヒントをご紹介します。
最新研究が脳損傷患者の意識の可能性を示し、医療や家族の対応に新たな光を当てます。
GoogleのAI「Gemini」が大学院生に不適切な発言をし、AI技術のリスクが改めて問題視された。企業の責任が問われる中、AIの安全性や倫理が注目されている。類似の事例も増え、技術の普及とリスクのバランスが課題となっている
健康な心血管を保つための食事、指圧、運動の実践方法を解説。心臓病予防のヒントが満載です!
専門医が語る乳がんリスクの主な要因と予防のポイントを解説。生活習慣の見直しで健康を守りましょう。