美味しい野菜シリーズ
胡瓜(きゅうり)
胡瓜(きゅうり)は昭和60年、今から約30年前までは、金額ベースでの市場流通において野菜部門でトップの座を守り続けていました。以降はトマトにその座を奪われましたが、その原因は日本人のライフスタイルの変化にあると言われています。
高度経済成長後のバブル真っ只中にあった当時は、マンションブームや洋風住宅の普及によって、漬物を作る環境が家庭から無くなりつつありました。漬物は本来、沢山採れた野菜や山菜の長期保存を目的として作られるものです。古くからの日本家屋には非常に向いていたのですが、洋風住宅等の新たな居住環境には適さず、家庭で漬物を漬ける事がだんだんと難しくなっていました。このような事情により、以前に比べると食卓から少し遠退いてしまった感は否めませんが、浅漬けやサラダ、お寿司のカッパ巻き等、胡瓜が日本人にとって馴染み深い野菜の一つである事は現在でも変わりありません。
胡瓜の命は3日です。胡瓜の香りは収穫してから3日経つと完全に消えてしまい、残るのはシャキシャキとした食感のみです。胡瓜は、あの独特の香りが美味しさの命です。買い置きはなるべく控え、新鮮な香りを堪能して頂けたらと思います。
関連記事
忙しい日でも、体にうれしいおやつを手軽に楽しみたいもの。ナッツやドライフルーツを使った「エナジーバイト」なら、オーブンを使わず簡単に作れます。自然な甘さと食べごたえが魅力の手作りおやつです
腸の調子を整えようとサプリメントを増やしても、期待した変化がないことがあります。大切なのは数ではなく、自分に必要な種類や量、摂るタイミングを見極めること。消化器専門医がその選び方を解説します
目の下のたるみやむくみを、中医学では浮腫型、夜更かし型、加齢に伴うタイプに分けて捉えます。それぞれの特徴と、生活習慣の見直し方、目元の指圧や5つの腹部マッサージを紹介します
約2千年前の地震探知器や蒸気装置、精巧な天文計算機、古代の外科手術まで。現代の技術を先取りした数々の発明をたどり、忘れ去られた知識と文明の興亡を探ります
パーキンソン病の人を対象としたダンスは、歩行やバランスの改善に役立つ可能性があり、表現する喜びや人との交流も生みます。専門医の解説と各国のダンス教室での体験を紹介します