抑圧される人権派弁護士

米国務省 中国は「要特別注意の国」

米国務省が世界各国の宗教の自由度を検討した、世界の信教の自由に関する年次報告書2014年版が10月14日に発表された。報告書では中国を再び「要特別注意の国」のリストに挙げ、中国に信教の自由の保障を勧告している。

「中国憲法が公民には『宗教信仰の自由』があると定めているにもかかわらず、中国共産党は国家権力を行使し、宗教活動や個人の自由を厳しく制限している」と報告書は指摘する。中国当局がキリスト教とカトリック教の団体、ウイグル族のイスラム教徒、チベット仏教徒、法輪功の活動等を抑圧している現状を非難し、改善を呼びかけた。

関連報道によると、中国当局は残虐な拷問、拘束、逮捕、刑罰等で宗教団体信者を迫害し、信仰を放棄させて宗教活動に関わらないよう強制しているという。河南省の張少傑牧師は自身のコミュニティで教会活動を推進したことにより、12年の懲役を科された。地方政府は信者に抗議集会をさせないよう、教区内の教会を閉鎖している。阿里木江さんは政府に登録されたキリスト教会のウイグル族の指導者で、「国家機密を外国の情報機関に提供した」との理由で15年の懲役を科された。ある人権組織からの情報によれば、彼は劣悪な生活環境の刑務所に収監されているという。

▶ 続きを読む
関連記事
ドバイ発テルアビブ行きのフライドバイ機で発生したハイジャック事件で、負傷したインド人機長は回復している。副操縦士には過激思想の影響が指摘され、当局はUAEやイスラエルなどが動機や組織的関与を調べている
中国のスマートカーが海外市場に急速に進出する中、車載カメラやマイク、GPS、通信システムを巡り、各国でデータや国家安全保障上の警戒が高まっている。現在、英国、米国、ポーランド、イスラエルなどが、それぞれ程度の異なる制限措置を講じている。
米中の高官による会談で、日中関係が議題となった。日本メディアが政府関係者の話として伝えたところによると、トランプ米大統領は中国共産党中共)党首の習近平との会談で高市早苗首相を称賛し、習近平に高市氏との直接対話を促した
現在、韓国の情報機関は、半導体と電池分野の第一線の研究者に対し、技術流出のリスクが高まっているとして、中国からの採用の誘いに警戒するよう呼び掛けている
米サイバーセキュリティー企業によると、中共政権と関係のあるハッカー集団TA419は元ホワイトハウス高官らになりすまし、AI規制や輸出規制を研究する専門家を標的にフィッシング攻撃を行った。米国や日本のシンクタンクなども標的