自分の身体で細菌の抗老化効果を実験する科学者
また一人、勇気ある科学者が自分の身体を実験台にした。350万年前から生存してきた細菌を自分の身体に注射し、その抗老化効果を試したのである。注射後、科学者の身体は以前より丈夫になり、病気に罹らなくなったという。
この科学者はロシア、モスクワ国立大学凍土学部の主任、ブロチコフ(Anatoli Brouchkov)氏。彼が自分の体内に注入した細菌は、09年にシベリアのヤクート地区の永久凍土層から発見されたバシラスF(Bacillus F)という細菌である。
ブロチコフ氏はバシラスFの遺伝子中に抗老化因子が含まれていると考え、この細菌を自らに注射した。接種後は以前に比べて長時間働けるようになった感覚があり、接種後2年間は一度も風邪をひかなかった。ヤクート地区の人達は比較的長寿であるが、生活用水の中にこの種の細菌が含まれている事が長寿に関係しているのではないかと、ブロチコフ氏は推測している。
関連記事
SNSの利用を1日30分に減らすと、1週間で抑うつや不安、不眠が改善する可能性が研究で示唆。若者のメンタルヘルスとスクリーン習慣の関係を解説。
進行が速く「がんの王」とも呼ばれる小細胞肺がん。それでも転移を繰り返しながら長期生存した例があります。免疫療法や最新検査ctDNAの可能性、見逃せない症状と予防のポイントを医師が解説します。
「食物繊維を増やせば大丈夫」は本当?75件超の臨床試験から見えた、便秘改善に有望な食品とサプリとは。キウイやマグネシウム水など、根拠に基づく最新対策をわかりやすく解説します。
離婚率が高まる今こそ見直したい、古典が教える夫婦円満の知恵。「陰陽の調和」や「琴瑟相和す」に込められた意味をひもとき、現代の結婚生活に生かすヒントを探ります。
忘れっぽさは年齢のせいだけではないかもしれません。脳には「夜の清掃システム」があり、睡眠や食事、運動でその働きを高められる可能性があります。アルツハイマー予防につながる最新知見と具体策を解説します。