「八観六験」人の品格を見極める古人の知恵

デジタル時代を生きる人類は多くをコンピューターに頼り、物事を数字で判断するようになりました。その依存度は、コンピューター占いによって自分の運命まで機械任せにする人も現れるほど。しかし、自身の品格を高め、他人の品格を見極めるには、自らの経験や見識に頼るしかありません。人を見る目があるか否かは個人の能力の問題ですが、「人を見極める方法」を知っているかどうかも重要です。その方法の一つに、中国の戦国時代に編集された『呂氏春秋(りょししゅんじゅう)』に記されている「八観六験(はちかんろくけん)」というものがあります。「八観六験」とは、人間を八つの面から観察し、六種の方法で試し、その品格を見極める方法です。

「八観」

1、「通則観其所礼」 出世した人に対しては、その礼儀正しさを見ると良いでしょう。いつも謙虚でマナーの良い人もいれば、出世したことで傲慢になり、礼儀やマナーを無視する人もいます。礼儀正しいかどうか、ここに人間の品格が現れます。

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