サイバー攻撃
中国がサイバー攻撃で入手した米国情報は無意味? ネットで専門家意見に非難
中国が、大量の個人情報や経済的機密資料を入手するため、米国にサイバー攻撃を繰り返している問題について、米インターネット・セキュリティの専門家は「盗んだ米国の情報を吸収する能力は中国にない」と述べた。一方、ネットでは、この専門家の見方を誤りだとする意見が多数を占め、「中共の代弁者だ」などと激しく非難した。
サイバー攻撃に関する問題は、22日~28日に訪米する中国習近平国家主席と、米オバマ大統領との会談の主要議題の1つとされている。
米政府系ボイス・オブ・アメリカ(VOA)は12日、米シンクタンク「イーストウエストセンター」研究員のグレッグ・オースティン氏の寄稿文を掲載した。同氏は、複数の専門家の分析をもとに、中国がアメリカの経済情報を大量に盗んだことは「事実」だとするものの、中国には、米国の情報を経済的利益に変える能力はないと推測している。
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