カバンに入れて携帯できる自動車

コンピュータ技術や大容量充電池の開発が進むにつれ、自動車までその形を変え始めている。電気自動車、自動運転自動車に次ぎ、「カバンに入れて携帯できる自動車」が開発された。

ココアモーターズ株式会社(東京)が製作したウォーカー(WalkCar)という電気自動車は、A4サイズのノートPCほどの大きさで、カバンに入れて携帯できる。ココアモーターズが最近、この世界最小の電気自動車の試運転動画を公開した。運転者は自動車の上に立ち、自らの重心を移動させることによってカーブ、アクセル、ブレーキ等の操作をする。ココアモーターズが公表したデータによると、ウォーカーの最高速度は時速10キロ、フル充電で連続12時間駆動できる。最大耐荷量は120キロで、舗装されている軽い傾斜の坂なら、荷物を載せた台車を押しながら上ることも可能だという。一般の人の歩行サポートのみならず、物流関係などの現場における作業員の負担軽減が期待できるため、企業がこの自動車を導入することも予測されている。

気になる販売価格は約10万円。発売は2016年になるようだが、10月から予約販売が開始される。

(翻訳編集・広田)

 

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