農地収用に反対する村民 村幹部ら4人を殺害=黒竜江省

【大紀元日本5月11日】中国東北部の黒竜江省・双鴨山市近郊の村で7日、農地の収用に反対する村民の男が村幹部ら4人を殺害する事件が起きた。大紀元米国本部が現地村民を電話取材した。

犯人は40代で、事件現場は村役場の事務所。刺殺されたのは村共産党委員会のトップ、会計担当者とその息子、農地の収用業務に関わる一般村民の4人。

村民の話によると、村は200世帯余りで総人口は約1200人。三面が山に囲まれているため一人当たりの農地面積は非常に少ない。そのため、村民たちはかなり以前から、山間部の荒れ地を開墾して耕作してきた。村役場もそれを黙認していた。このようにしてできた農地は違法でいわゆる「ブラック農地」にあたる。

▶ 続きを読む
関連記事
「孔子学院?新華社?こんなものはもう退屈だろう。中国が本当に世界的なソフトパワー拡大には、モバイルゲームに焦点を当てるべきだ」中国国内メディアは最近、100億米ドル規模に達している中国ゲームの影響力の高まりに自信を見せている。当局は、ゲームコンテンツを通じて中国文化の浸透工作や、親共産主義人物の人気獲得を促進したりしている。
日本料理の「五味五色」が生む健康の秘密。陰陽五行に基づく養生観が、日本人の長寿とバランスの取れた食文化を支えています。
2023年5月25日に掲載した記事を再掲載 若者を中心に検挙者数が急増する「大麻」(マリファナ)。近日、カナダ […]
中国共産党が7月に反スパイ法を改正し、邦人の拘束が相次ぐなか、外務省が発表する渡航危険レベルは「ゼロ」のままだ。外交関係者は邦人の安全をどのように見ているのか。長年中国に携わってきたベテランの元外交官から話を伺った。
日中戦争の勝利は中華民国の歴史的功績であるが、これは連合国の支援を受けた辛勝であった。中華民国は単独で日本に勝利したのではなく、第二次世界大戦における連合国の一員として戦ったのである。このため、ソ連は中国で大きな利益を得、中共を支援して成長させた。これが1949年の中共建国の基礎となった。