倒産ラッシュの始まりか、東莞でメーカー100社倒産

【大紀元日本2月26日】1月の経済指標が振るわず、先行き不透明の中の旧正月前、広東省広州市や東莞市及び浙江省温州市で製造企業が相次いで倒産した。業界関係者は景気の低迷が続くと、外資企業が中国からの撤退を加速させ、今後大規模な倒産ラッシュが起こると予測する。2月24日付「中国経済網」が伝えた。

今月上旬、時計メーカーのシチズンの中国子会社「西鉄城(シチズン)精密有限公司」は広州市にある部品製造工場を閉鎖し、1000人以上の従業員を一斉解雇にした。会社側は本部が推し進める「構造改革」によるグローバル戦略の縮小調整に過ぎず、「(工場の)閉鎖及び解散」は当局に報告し批准を得たと説明した。

同じ頃、米マイクロソフト社はノキアの東莞工場と北京工場を閉鎖し、約9000人の従業員が職を失うことになる。

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