「息子をクビにしないで」 中国商務相がJPモルガンに便宜約束か 米当局調査
【大紀元日本2月10日】大手金融機関JPモルガン・チェースが中国の高虎城商務相の息子の採用をめぐり、便宜を図ったとして米当局から調査を受けている。米紙ウォールストリート・ジャーナル(WSJ)が7日、複数の匿名情報筋の話として報じている。
それによると、高商務相の息子・高珏氏(32)は採用試験や面接の出来が悪く、誤って性的表現を含むメールを人事担当者に送信するなどの失態を起こし、「未熟、無責任、信頼できない」と評価されていたにもかかわらず2007年、同社に入社した。
報道によると、採用決定は当時の取締役ウィリアム・デイリー(William Daley)氏が強く後押しした。デイリー氏は2006年7月、商務次官を務めていた高虎城氏と北京で面会したあと、高珏氏を採用するよう会社に勧めた。
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