香港の最後の総督、「中国政府は英中両国共同声明を侮辱」
【大紀元日本11月7日】英国植民地時代の香港で最後の総督を務めたクリス・パッテン氏は現地時間6日、イギリス議会の香港問題調査会議に出席、中国政府の言動は英中共同声明を「侮辱している」と指摘し、英国側の沈黙が中国政府の暴走をさらに助長させている、と厳しい見解を示した。
英紙ガーディアンによると、パッテン氏は、政財界は中国との経済関係を重視するあまり、政府は香港問題において中国側に十分な圧力をかけていないと政府対応を批判した。「これは間違っている。中国政府の悪行を助長した」と異議を唱えた同氏は、「中国政府の最近の一連の動きは、1国2制度の50年間の実施を確約する返還前の英中共同声明を侮辱している」とも述べた。
「『香港問題はイギリスと関係がない』と主張する中国政府に対し、わが外務省は反論もしなかった。これは非常に滑稽なことだ(中略)。我々は中国政府に対し、香港で真の普通選挙の実施を要求すべきだ」(パッテン氏)
関連記事
英国議会で、中共指導部の思考様式をテーマにした座談会が開かれた。専門家らは、中共の行動原理や臓器収奪など人権侵害の実態を分析し、西側民主国家が加担を避けるための対応を議論した
EUは中国製タイヤに最大45.3%の反ダンピング関税を発動。ダンピング輸入が域内産業に損害を与えたと認定し、約8万人の雇用への影響も指摘。企業別に異なる税率を適用する
中国資本企業による越境環境汚染にタイで怒りが噴出。最近、市民らは首都バンコクにある中国大使館前で習近平のマスクを着け、「ここはタイであり、北京ではない」と抗議活動を行った
ニュージーランドのラクソン首相は、豪州とフィジーが締結した防衛同盟への参加を検討していると明らかにした。南太平洋で影響力を強める中国共産党政権を念頭に、多国間の安全保障網づくりが進んでいる
WHOは7月9日、コンゴ民主共和国で続くエボラ出血熱の流行について、死者が600人に達したと発表した。アフリカ疾病予防管理センターは、今回の流行を「過去に例を見ない速さで拡大している」と警告