刑務所見学で「汚職防止」? 共産党幹部200人参加
【大紀元日本8月8日】中国共産党中央規律検査委員会・監査部の公式サイトによると、中国国家発展改革委員会(NDRC)はこのほど「反腐敗教育活動」の一環として、政府機関に勤務する幹部200人を対象とする刑務所見学ツアーを実施した。中国メディア・中新網が6日に報じた。
ツアーに参加したのは「腐敗の発生リスクが高い」部門に勤務している幹部。収容施設や食堂、面会室を見学した。また、エリート幹部から犯罪者にまるまでの転落人生や、腐敗が家族に与えた苦痛など、一部の受刑者から「生の声」も聞いた。
刑務所見学を終えた後、幹部らは「北京市汚職防止教育センター」に向かった。中国当局の情報によると、同センターは開設から昨年8月までの過去5年間で約34万の幹部を迎えた。うち700人を超える閣僚級幹部や8000人の管理職幹部が含まれているという。
関連記事
「孔子学院?新華社?こんなものはもう退屈だろう。中国が本当に世界的なソフトパワー拡大には、モバイルゲームに焦点を当てるべきだ」中国国内メディアは最近、100億米ドル規模に達している中国ゲームの影響力の高まりに自信を見せている。当局は、ゲームコンテンツを通じて中国文化の浸透工作や、親共産主義人物の人気獲得を促進したりしている。
日本料理の「五味五色」が生む健康の秘密。陰陽五行に基づく養生観が、日本人の長寿とバランスの取れた食文化を支えています。
2023年5月25日に掲載した記事を再掲載 若者を中心に検挙者数が急増する「大麻」(マリファナ)。近日、カナダ […]
中国共産党が7月に反スパイ法を改正し、邦人の拘束が相次ぐなか、外務省が発表する渡航危険レベルは「ゼロ」のままだ。外交関係者は邦人の安全をどのように見ているのか。長年中国に携わってきたベテランの元外交官から話を伺った。
日中戦争の勝利は中華民国の歴史的功績であるが、これは連合国の支援を受けた辛勝であった。中華民国は単独で日本に勝利したのではなく、第二次世界大戦における連合国の一員として戦ったのである。このため、ソ連は中国で大きな利益を得、中共を支援して成長させた。これが1949年の中共建国の基礎となった。