世界文化遺産 黄山

【大紀元日本7月28日】黄山(こうざん)は安徽省南東部に広がる名山で、面積は約154平方キロあり、古くから奇岩、渓流、雲海など山水の景勝が有名です。その立ち並ぶ山々は古生代にできたもので、何億年にもわたる地殻の変動と氷河による浸食、風化によって、現在のような断崖絶壁の景観ができあがりました。気の遠くなるような時を経て作り上げられたこの風景は、自然の偉大さと神秘を実感できる中国ならではの景勝地で、中国十大名勝地の一つです。特に雲海は一定の天気が続くことは無く、刻々と姿を変え神秘的です。

峰と雲が織り成す風景は、伝説の中で仙人が住む世界「仙境」と言われています。また、奇怪な形の岩山から生える松の木など、中国の山水画といえば思い出す風景が随所に見られ、多くの山水画に描かれている場所でもあります。そして多くの文人が黄山に憧れ、漢詩などの題材ともなりました。古代から「黄山を見ずして、山を見たというなかれ」と言われ、中国の文人達によって愛されると同時に、道教の聖地としてもあがめられてきました。

それらの特徴から、1990年12月に世界遺産の自然、文化の複合遺産に登録されました。これは中国国内において泰山に続く快挙であり、2004年には世界初の世界地質公園にも認定されています。

▶ 続きを読む
関連記事
二百年同じ井戸水で豆腐を作る京都の職人や、一生ものの伝統工芸品。効率よりも誠実さを選び、自らの心を映す「ものづくり」の姿勢から、世界中を惹きつけ信頼される日本固有の「信」の精神を紐解きます
テスラのCEOのイーロン・マスク氏の面接方法は独自のもので、その中でも特に好んで尋ねる一つの質問は、うそをついている人物を見分けるのに役立つことが研究でも確認されている。その方法とは
激闘の直後も更衣室を清掃する日本代表と、スタンドのごみを拾うサポーター。勝敗を超え、静かに受け継がれる「礼」と他者への敬意の美徳が、一枚の畳まれたタオルを通じて世界中の人々に深い感銘を与えている
喉の乾き、だるさ、イライラが気になる処暑。冬瓜とゴーヤを組み合わせるだけで、夏の名残の熱を冷まし、初秋の体を整える食卓に。
50歳を過ぎると、体重よりも大切なのは「脂肪を減らし、筋肉を守ること」。食事と筋トレの見直しが、動ける体を支えます。