米当局、中国人富豪の妻を逮捕 トウモロコシ種の窃盗容疑

【大紀元日本7月3日】米国のトウモロコシ栽培会社から企業秘密を盗んだ疑いで、同国当局は2日、ロサンゼルスで中国籍のモウ・ユン(42)容疑者を逮捕した。米政府系メディア「ボイス・オブ・アメリカ(VOA)」が報じた。

それによると、同容疑者はアイオワ州にあるトウモロコシ畑から遺伝子組み換え種子を盗み、研究活動のため中国に送ったという。同トウモロコシ種子は、害虫抵抗性を有する新品種として知られている。モウ容疑者の弟を含むほかの共謀者6人も昨年12月、同じ容疑で逮捕された。

モウ容疑者は北京大北農科技集団(DBN)の創始者ショウ・コンホ氏の配偶者であり、傘下にトウモロコシ種子会社を持つ同集団は、米誌「フォーブス」に発表された「2013中国民間企業トップ500社」の368位にランクインされている。

▶ 続きを読む
関連記事
「孔子学院?新華社?こんなものはもう退屈だろう。中国が本当に世界的なソフトパワー拡大には、モバイルゲームに焦点を当てるべきだ」中国国内メディアは最近、100億米ドル規模に達している中国ゲームの影響力の高まりに自信を見せている。当局は、ゲームコンテンツを通じて中国文化の浸透工作や、親共産主義人物の人気獲得を促進したりしている。
日本料理の「五味五色」が生む健康の秘密。陰陽五行に基づく養生観が、日本人の長寿とバランスの取れた食文化を支えています。
2023年5月25日に掲載した記事を再掲載 若者を中心に検挙者数が急増する「大麻」(マリファナ)。近日、カナダ […]
中国共産党が7月に反スパイ法を改正し、邦人の拘束が相次ぐなか、外務省が発表する渡航危険レベルは「ゼロ」のままだ。外交関係者は邦人の安全をどのように見ているのか。長年中国に携わってきたベテランの元外交官から話を伺った。
日中戦争の勝利は中華民国の歴史的功績であるが、これは連合国の支援を受けた辛勝であった。中華民国は単独で日本に勝利したのではなく、第二次世界大戦における連合国の一員として戦ったのである。このため、ソ連は中国で大きな利益を得、中共を支援して成長させた。これが1949年の中共建国の基礎となった。