古人の知恵 薬用風呂
薬用風呂は、古人の知恵の結晶であり、生薬と温浴の効果を合わせて、さまざまな病気に安全かつ有効な治療効果を発揮します。健康維持の養生法としても効果的です。
中国には、紀元前2世紀の墳墓、馬王堆漢墓(まおうたいかんぼ)から出土した『五十二病方』には子供のてんかんを治療する薬用風呂の方法が載っています。2千年前に編集された『礼記』の中にも「頭に瘡があれば浴し、体に瘍があれば浴す」という記載があります。
入浴法には全身浴、半身浴、足浴などがあり、いずれも生薬を煎じた薬液を適量の温水に入れてよく混ぜます。全身浴はかぜや皮膚病、リウマチなど全身性症状がある疾患に適応します。半身浴は婦人科疾患や冷え症、男性の性感染症とインポテンツ、早漏などに用います。足浴は足の皮膚病や心身の疲労回復、下肢の末梢循環障害などに使われます。
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