チベットの光 (77) 博士の得度

【大紀元日本12月6日】このとき、尊者の病状は一時よくなったかのように見えた。

 ツァアプはこのとき怪訝には思わず、却ってこう考えた。「これは人の目を欺くもので、俺は騙されないぞ。奴の化けの皮をはがさないでおくものか」。彼は驚いた様子を装って言った。

 「ああ!これはたいそうに不思議なことですな。尊者は別の所に病を移せるのですか。では、その病を私の身に転じていただけますか」

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