チベットの光 (75) 済度

【大紀元日本11月22日】女はツァアプの話を聞くと、ワクワクしてきた。彼の元に嫁に行くことができれば、名誉と地位を手に入れることができ、しかもツァアプが持っている莫大な財産まで自由にできるのだ。女は名利心を起こし、たちまちツァアプの話が理に適うと思うようになった。尊者は、自分にまた供養を持ってくるようにいったわ…彼女は思い出すと、再び毒をバターに投げ入れて尊者の元へ持っていった。

 このとき、尊者は微笑みを浮かべながらこれを受け取った。「博士の言った通りだわ。彼には神通なんてないのよ」、女は心の中で想った。

 「今度は、あの玉石を受け取ったのかな?」尊者は微笑みながら女に聞いた。

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