中国の企業負債比率は世界平均の4倍 地方政府よりも深刻=VOA
【大紀元日本10月5日】「中国地方政府の巨額負債が明るみに出たが、中国の企業債務はさらに深刻であり、あまり知られていない」。米国の海外向け放送ボイス・オブ・アメリカ(VOA)の関連報道はこのように中国経済の警鐘を鳴らし、専門家の意見をまとめた報道を出した。
米金融大手JPモルガン・チェースの統計によると、2012年の中国の企業債務残高は5年間で約3割増加し、約65兆元(約910兆円)に達している。対GDP比は124%で、過去15年間の最高水準である。
一方、先進国の企業債務の平均的な対GDP比は50~70%であり、中国企業の負債規模は約その2倍となる。中国非金融系企業の利益率は世界平均の半分であるため、それを考慮に入れると、中国企業の負債率は実に世界平均の4倍となる。
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