<赤龍解体記>(111)習近平主席の恩師、「共産党はせいぜい5年」と発言

【大紀元日本4月1日】習近平国家主席はかつて中国の名門・清華大学法学院で博士号取得に向けて研究を行っていた。そのときの指導教官は孫立平という教授だった。習主席の恩師である孫教授は政治に関与せず、独自な哲学と自由な思想をもつ学者として注目されている。

昨年末、孫教授は中国の有力紙『財経』が主催したシンポジウム「2013:予測と戦略」において演説を行った。孫教授は演説で「各級の政府は目的達成のためにいかなる手段も辞さず、悪事を働く権力さえ与えたため、中国を法治と無縁の国に落とし入れてしまった」と容赦なく批判した。そして、「革命が静かながらすでに起きている」とし、「もし共産党が歴史と断絶するチャンスを失えば、何年の内に必ず異変が起きる」と警鐘を鳴らし、「共産党政権もあと10年は存命不可能で、せいぜい5年」と言い切った。

参加者が1000人を超え、国内外の著名な学者や商務省大臣の陳徳銘氏、前全人代副委員長の成思危氏などの高官が臨席しただけに、孫教授の発言は強い衝撃を与えた。

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