サイバー部隊61398 コンピュータ学科学生の募集情報が流出

【大紀元日本2月25日】米セキュリティー企業・マンディアント(バージニア州)が19日に発表した報告書で存在が明るみになった中国人民解放軍のサイバー部隊「61398」。「英語やプログラミングに精通する数千人のメンバーが所属する」可能性を指摘した同報告書の内容を裏付ける「証拠」がネット上で話題になっている。

ネットユーザーらが目を付けたのは、中国の名門大学・浙江大学(杭州市)2004年の1つのリクルート情報。「中国人民解放軍61398部隊、修士課程在学生募集」と題するこの通知は、渦中の61398部隊の実態をほのめかす。

「中国人民解放軍61398部隊(上海浦東)は、2003年に大学院入学のコンピュータ学科の在学生を募集する。在学中、毎年5000元(当時レートで約6万5000円)の国防奨学金を支給。学生は卒業後、部隊に就職する」

▶ 続きを読む
関連記事
「孔子学院?新華社?こんなものはもう退屈だろう。中国が本当に世界的なソフトパワー拡大には、モバイルゲームに焦点を当てるべきだ」中国国内メディアは最近、100億米ドル規模に達している中国ゲームの影響力の高まりに自信を見せている。当局は、ゲームコンテンツを通じて中国文化の浸透工作や、親共産主義人物の人気獲得を促進したりしている。
日本料理の「五味五色」が生む健康の秘密。陰陽五行に基づく養生観が、日本人の長寿とバランスの取れた食文化を支えています。
2023年5月25日に掲載した記事を再掲載 若者を中心に検挙者数が急増する「大麻」(マリファナ)。近日、カナダ […]
中国共産党が7月に反スパイ法を改正し、邦人の拘束が相次ぐなか、外務省が発表する渡航危険レベルは「ゼロ」のままだ。外交関係者は邦人の安全をどのように見ているのか。長年中国に携わってきたベテランの元外交官から話を伺った。
日中戦争の勝利は中華民国の歴史的功績であるが、これは連合国の支援を受けた辛勝であった。中華民国は単独で日本に勝利したのではなく、第二次世界大戦における連合国の一員として戦ったのである。このため、ソ連は中国で大きな利益を得、中共を支援して成長させた。これが1949年の中共建国の基礎となった。