毛沢東記念堂、世界文化遺産の申請へ 批判相次ぐ
【大紀元日本8月9日】北京市が昨年から進めている「市中軸線」の世界文化遺産の申請リストに、毛沢東記念堂や人民英雄記念牌も入れる方針が明らかになった。市当局がこの方針を発表してからインターネットでは批判の声が相次いだ。
北京市は同市の南北中軸線にある永定門、正陽門、太廟、天安門、故宮、鼓楼、鐘楼などといった明・清時代の建造物を世界文化遺産に登録申請する予定だった。だが、2日に開催された地元の文化祭で、東城区文化委員会の魏瑞峰・副主任は、毛沢東記念堂と人民英雄記念碑もこのリストに挙げるべきだと提言した。
百年経たないと文化遺産にならないとは限らない」。魏氏は世界遺産のシドニーオペラハウスを例に挙げ、「その文化的価値も見なくてはならない。私は、人民英雄記念碑も毛沢東記念堂も文化遺産の登録申請範囲に入ると思う」と述べた。
関連記事
「孔子学院?新華社?こんなものはもう退屈だろう。中国が本当に世界的なソフトパワー拡大には、モバイルゲームに焦点を当てるべきだ」中国国内メディアは最近、100億米ドル規模に達している中国ゲームの影響力の高まりに自信を見せている。当局は、ゲームコンテンツを通じて中国文化の浸透工作や、親共産主義人物の人気獲得を促進したりしている。
日本料理の「五味五色」が生む健康の秘密。陰陽五行に基づく養生観が、日本人の長寿とバランスの取れた食文化を支えています。
2023年5月25日に掲載した記事を再掲載 若者を中心に検挙者数が急増する「大麻」(マリファナ)。近日、カナダ […]
中国共産党が7月に反スパイ法を改正し、邦人の拘束が相次ぐなか、外務省が発表する渡航危険レベルは「ゼロ」のままだ。外交関係者は邦人の安全をどのように見ているのか。長年中国に携わってきたベテランの元外交官から話を伺った。
日中戦争の勝利は中華民国の歴史的功績であるが、これは連合国の支援を受けた辛勝であった。中華民国は単独で日本に勝利したのではなく、第二次世界大戦における連合国の一員として戦ったのである。このため、ソ連は中国で大きな利益を得、中共を支援して成長させた。これが1949年の中共建国の基礎となった。