大学教授が中国最高指導部に公開状、「命を失う覚悟はできている」

【大紀元日本2月3日】中国のある大学教授は最高指導部に公開状を送り、汚職の取締と政治改革を行うよう嘆願した。

河北工程大学医学院の王剛・副教授がこのたび最高指導部に送ったこの公開状は、愛国心から当局の政治制度や、汚職などの社会現象に疑問を持ち、幹部腐敗の取締と政治改革を遂行することを呼びかけた。

王剛さんはボイス・オブ・アメリカ(VOA)の取材に対して、「中国の歴史において、多くの政権が崩壊した原因は愚民が暴力的な民に化して、権力体制を倒した」と述べ、このような現象を招くには2つの要素が必要だと語った。

▶ 続きを読む
関連記事
「孔子学院?新華社?こんなものはもう退屈だろう。中国が本当に世界的なソフトパワー拡大には、モバイルゲームに焦点を当てるべきだ」中国国内メディアは最近、100億米ドル規模に達している中国ゲームの影響力の高まりに自信を見せている。当局は、ゲームコンテンツを通じて中国文化の浸透工作や、親共産主義人物の人気獲得を促進したりしている。
日本料理の「五味五色」が生む健康の秘密。陰陽五行に基づく養生観が、日本人の長寿とバランスの取れた食文化を支えています。
2023年5月25日に掲載した記事を再掲載 若者を中心に検挙者数が急増する「大麻」(マリファナ)。近日、カナダ […]
中国共産党が7月に反スパイ法を改正し、邦人の拘束が相次ぐなか、外務省が発表する渡航危険レベルは「ゼロ」のままだ。外交関係者は邦人の安全をどのように見ているのか。長年中国に携わってきたベテランの元外交官から話を伺った。
日中戦争の勝利は中華民国の歴史的功績であるが、これは連合国の支援を受けた辛勝であった。中華民国は単独で日本に勝利したのではなく、第二次世界大戦における連合国の一員として戦ったのである。このため、ソ連は中国で大きな利益を得、中共を支援して成長させた。これが1949年の中共建国の基礎となった。