映画に13種の内容を禁止 ドラマ放送もCMなし=中国

【大紀元日本12月20日】中国政府は15日、厳格な映画審査制度を一層厳しくする草案を発表、「国家機密の漏えい」や「民族破壊」の目的としたもの、などの13種の内容を禁止するという。また、テレビドラマの放映中は広告も禁止される予定だ。

中国国務院「法制弁公室」は15日公式サイトで、「中華人民共和国映画産業促進法(草案)」を公表した。これからの1カ月間は民衆の問い合わせを受け付けるとしている。

同草案が定めた13種類の禁止内容には、憲法違反、国家統一の妨害、国家機密の漏えい、民族の怨恨を煽るもの、民族の団結の破壊、民族史の歪曲、宗教や迷信の宣伝、社会安定の破壊などが含まれている。

▶ 続きを読む
関連記事
「孔子学院?新華社?こんなものはもう退屈だろう。中国が本当に世界的なソフトパワー拡大には、モバイルゲームに焦点を当てるべきだ」中国国内メディアは最近、100億米ドル規模に達している中国ゲームの影響力の高まりに自信を見せている。当局は、ゲームコンテンツを通じて中国文化の浸透工作や、親共産主義人物の人気獲得を促進したりしている。
日本料理の「五味五色」が生む健康の秘密。陰陽五行に基づく養生観が、日本人の長寿とバランスの取れた食文化を支えています。
2023年5月25日に掲載した記事を再掲載 若者を中心に検挙者数が急増する「大麻」(マリファナ)。近日、カナダ […]
中国共産党が7月に反スパイ法を改正し、邦人の拘束が相次ぐなか、外務省が発表する渡航危険レベルは「ゼロ」のままだ。外交関係者は邦人の安全をどのように見ているのか。長年中国に携わってきたベテランの元外交官から話を伺った。
日中戦争の勝利は中華民国の歴史的功績であるが、これは連合国の支援を受けた辛勝であった。中華民国は単独で日本に勝利したのではなく、第二次世界大戦における連合国の一員として戦ったのである。このため、ソ連は中国で大きな利益を得、中共を支援して成長させた。これが1949年の中共建国の基礎となった。