日米中の合資会社 4日間を超す千人規模のストライキ=深セン市

【大紀元日本12月9日】広東省深セン市の日米中の合資会社の従業員千人あまりが、4日夜からストライキに突入。同社の新たな合併に伴い、一時退職金の支払いなどを要求している。7日の時点でも続いており、多勢の警察官やパトカーが工場周辺に配備されている。

ストライキが発生しているのは深セン市海量存儲設備有限公司。日立とIBMの合資会社「日立環球存儲科技公司」と、中国企業2社との合資会社である。3千人以上の従業員がおり、今回ストライキに参加したのは第一線の労働者1500人あまりだという。

20数台のパトカーが現場で待機しており、多数の警察官が警備にあたっている。工場の出入り口が封鎖されているのは、従業員が野外でデモをすることを防ぐためとみられる。ストライキ参加者たちは毎日工場内で座り込み抗議を行い、工場側からは食糧と水が配給されている。情報によると、7日午後から、工場側との話し合いが始まった。

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